寄附のお願い

認定特定非営利活動法人綜合画像研究支援
理事長 大隅正子

IIRSは、平成16年6月に東京都から設立を承認されて以来、今年で17年目の事業年度に入りました。

設立の主旨に謳われております「電子顕微鏡をはじめとする各種可視化技術を用いた生命科学の研究への支援と、その分野の技術を有する人材の育成、ならびに可視化技術の普及と啓発」を実現するために、これらにかかわる3種の事業を積極的に推し進めて参りましたが、設立から長い年月を経た現在、IIRSは一定の成果を上げることができその役割を終えたとして、今年度をもって事業活動を停止する予定でおります。理事の先生方およびスタッフの皆さんが一丸となって、これまで、社会的にも、学術的にも、より有意義な貢献ができるよう努力を重ねてまいりました。これまでのIIRSの活動が着実に成果を上げてこられましたのは、当法人を支えていただいた皆様方の暖かいご理解と、多大なご支援の賜物であると、深く感謝しております。

昨年は、新型コロナウィルスの流行により、従来のような活動ができず苦心いたしましたが、ウィズコロナの時代にふさわしく、オンラインの活用と対面活動を併用したイベントを開催することで、これまで以上に参加しやすい環境を整えることができました。皆様にIIRSをより身近に感じていただける事業活動が展開できたのではないかと思っております。

本年は、当法人が行ってきた事業活動の集大成として、活動の成果を後世に継承してゆくためのまとめの事業をさせていただく計画を立てております。具体的には、日米欧の3拠点の可視化技術最新動向に関する講演会の開催とその内容をまとめて広く公開すること、2020年度下期から取り組んでおります(一財)渡辺記念会の助成による「生体大規模3次元データ解析における情報系研究者との共同ニーズと人材育成」の調査研究の完了、IIRSの機能を継承するための移管先の検討、また若手研究者育成を目的とした超微構造研究助成を行います。これら全てを滞りなく成し遂げるためには、引き続き皆様方の温かいご支援が不可欠でございます。何卒、力強いご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

これまでにも、ご案内しておりますように、認定NPO法人の寄附活動に対しましては、「年間活動事業費に占める寄附金の総額が20%を超えること」、ならびに「個人、法人を問わず、有志の方々から広く寄附金を募ること」が課せられております。これらの要件に従いまして、弊法人は募金事業を通して、皆様からの安定した確かな寄附金収入を確保するべく、努力を続けております。

以上の、当法人の設立趣旨および募金事業の経緯と計画をご理解頂き、後世までしっかりとIIRSの理念を引き継いでいただける新たな活動母体への機能移管に必要となる原資を確保するために、今年度の寄附金の募集事業に対しまして、絶大なるご協賛を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

なお、寄附金の応募方法に関しましては、同封の「認定NPO法人 綜合画像研究支援寄附金 2021年度募集要項」をご覧下さいますよう、お願い申し上げます。

末筆ではございますが、新型コロナウィルスの流行がなかなか収束せず不安な毎日でございますが、皆様のご健康とますますのご活躍、ご発展をお祈り申し上げまして、お願いの言葉とさせて頂きます。

令和3年7月佳日


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