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第37回日本分子生物学会年会フォーラムのお知らせ
膜脂質ナノ分布を電顕で見る
Looking at membrane lipid distribution by electron microscopy

演  者 藤本 豊士 先生 名古屋大学大学院医学系研究科分子細胞学 教授
日  時 平成26年11月25日(火)19:15〜20:45
場  所 パシフィコ横浜・会議センター 3階 311+312(第6会場)
オーガナイザー 大隅 正子(日本女子大学名誉教授/認定NPO法人綜合画像研究支援 理事長)
山本 正幸(自然科学研究機構 基礎生物学研究所 所長)

講演概要

生体膜は二次元の動的な構造であり、脂質は構造の基盤を形成するだけでなく、多くの機能を持つ。しかし蛋白質に比べて、脂質の膜内分布についての情報は少ない。その主要な原因は蛋白質の分布検索に使われるイメージング法の多くが脂質には適用できないことにある。特にアルデヒドのような化学固定が脂質に使えないことは大きな障碍であり、脂質に特異的なプローブがあるにも拘わらず脂質分子の分布をナノのレベルで決定することは困難であった。

我々は急速凍結と凍結割断・真空蒸着によって膜分子を物理的に固定する方法(QF-FRL)を用い、膜脂質分子の二次元的分布、三次元的分布(すなわち内葉・外葉の非対称性)を解析してきた。この方法では化学固定不応性の問題を回避できるだけでなく、膜を安定な状態(凍結割断レプリカ)に保ちつつ、様々な化学的修飾を行うことが可能である。今回の講演ではこのようなQF-FRLの利点だけでなく、問題点についても他の方法と比較して議論し、GM1, GM3, PI3P, PI(4,5)P2, PI(3,5)P2, PCに関する結果をご紹介したい。

プログラム

19:15〜19:20 趣旨説明
大隅 正子(認定NPO法人綜合画像研究支援)
19:20〜20:20 膜脂質ナノ分布を電顕で見る
藤本 豊士(名古屋大学大学院医学系研究科分子細胞学 教授
20:20〜20:30 総合討論とまとめ
山本 正幸(自然科学研究機構 基礎生物学研究所)
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