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認定NPO法人綜合画像研究支援創立十五周年
記念式典、記念シンポジウム、祝賀会・意見交換会の終了のご報告

2019年11月8日、澄みわたる秋晴れの中、東京大学・伊藤国際学術センターにおいて開催いたしました認定NPO法人・綜合画像研究支援(IIRS)創立十五周年記念事業の「記念式典、記念シンポジウム、祝賀会・意見交換会」には、全国より150名を越す多くの方々のご参加を頂くことができました。皆様方のご協力のおかげをもちまして、全てのプログラムを恙なく執り行えることができましたことに感謝しますとともに厚く御礼申し上げます。

安永実行委員長、澤口副実行委員長を中心とした実行委員の先生方の多大なるご協力、また、企業各社様や関連の深い学協会の皆様をはじめとする多くの方々からの種々の形での有難いご支援、そして当法人スタッフの素晴らしいチームワークによる献身的な対応のおかげをもちまして本記念事業を成功裏に終えることができましたことに、心より感謝申し上げます。

記念式典には、文部科学省科学技術・学術政務局研究開発基盤課長の渡邉淳様、東京大学大学院医学系研究科の岡部繁男先生、日本顕微鏡学会会長の幾原雄一先生、(一財)新技術振興渡辺記念会常勤理事の佐藤征夫様、高木喜一郎様をはじめ、多くの方々のご臨席を賜りましたことを、主催者として大変有難く存じます。渡邉課長様には当法人の事業をよくご理解いただき、こころ温まるお祝辞を頂戴いたしました。そして岡部先生からは当法人の今後の発展に向けての素晴らしいお祝辞をいただきました。また、当法人創立当初から今日まで多大なご支援をいただきました8企業の皆様に対しまして感謝のしるしとして、感謝状と記念品を贈呈させて頂きました。

記念式典に続いて開催されました記念シンポジウムは、近年その仕組みがようやく出来上がってまいりました、先端的な研究・開発にかかわる機器利用および技術支援を主軸とする支援プラットフォームの今後の在り方を模索する目的で、「次世代の支援プラットフォームは何をめざすべきか 」をテーマといたしました。基調講演として、幾原先生より「収差補正STEMの新展開と材料科学への応用」と題して、原子分解能STEMを用いた最近の材料研究の成果をご講演いただき、また、東山先生には「ライブセル解析で植物の本質を視る」と題して、植物の生殖の様子をその場観察して得られた新たな知見についてご講演を頂戴いたしました。特別講演では、2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生より「酵母に向き合った半世紀 基礎研究への思い」と題するご講演をいただき、酵母を用いてなされたオートファジーの分子機構と生理機能の解明に関する30年間のご研究を振り返るとともに、現在のご研究の状況、そして今後のご研究への抱負などについての貴重なお話をお聞きすることができました。そして、記念講演では、広瀬様より「企業における電子顕微鏡の利用とIIRSに期待すること」と題して、製品評価における電子顕微鏡を用いた可視化技術の重要性をお話しいただくとともに、これにかかわるIIRSへのエールをいただきました。そして藤本先生には「脂肪滴の謎を探る」と題して、様々なイメージング技術を用いて明らかとなった核内脂肪滴の形成機構についての最近の研究成果をご講演いただきました。各先生方による素晴らしいご講演に時間のたつのも忘れるほどでした。心より感謝申し上げます。

記念シンポジウムと併せて、学術ポスター展示と商業展示が講演会場に隣接する多目的ホールで行われました。学術ポスター展示には、CryoTEMや3D解析など昨今話題の新技術をはじめとする質の高い内容のポスターが22演題発表されました。また、ABiS、BINDS、ナノプラなど、国が主導する共用プラットフォーム事業のポスター展示、調査研究の経緯やCUMNETの活動に関するポスター展示、そしてIIRSの活動に関するポスター展示も併せて紹介されました。商業展示では9社の企業様から最新の機器や技術をご紹介いただき、参加者皆様の関心を集めていました。

夕方から開催された祝賀会・意見交換会は、IIRS副理事長田中信夫先生(名古屋大学)による開会挨拶の後、新技術振興渡辺記念会理事佐藤征夫様よりお祝辞をいただき、そして東京大学大学院工学研究科教授幾原雄一先生による乾杯のご発声で幕が開きました。ポスター展示を囲んでの盛んな議論が行われ、商業展示に出展されている各企業様からのプレゼンテーションもいただくことで、アカデミアと企業との連携を図る良い機会が得られたことと思います。和やかな雰囲気の中での2時間はあっという間に過ぎ、IIRS副理事長臼倉治郎先生(名古屋大学)による閉会挨拶でお開きとなりました。

今後のプラットフォームやNPO法人としてのIIRSの在り方を、皆様と共に考える今回の企画を通して、IIRSが今後なすべき事業の方向性を再確認することができ、あらためて皆様のご支援の重みを痛感いたしました。今後もより一層の努力をもって活動を展開してまいりますので、皆様からのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、お忙しい中をご参加下さいました皆様に対しまして深く御礼申し上げて、ご報告とさせて頂きます。

認定NPO法人 IIRS 理事長 大隅 正子
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