微細形態科学研究装置共同利用ネットワーク Network for Collaborative Use of Microscopy;CUMNET

CUMNETとは

認定NPO法人綜合画像研究支援(IIRS)理事長 大隅正子

財団法人新技術振興渡辺記念会よりの助成を受けて当法人が行ってきた調査研究により、全国の医学・生物学関連の研究者が容易にアクセスして、微細形態科学研究装置を共同利用できるネットワークに対する希求が非常に大きいことが判明しております。そこで当法人では、生命科学領域のあらゆる研究者が自由にアクセスすることにより、微細形態科学研究の推進が可能となるネットワークとして、我が国を代表する学識、設備、技術を誇る5研究機関の協力を得て、微細形態科学研究装置共同利用ネットワーク(CUMNET)を2009年4月1日に発足させました。昨年十周年を終えたIIRSは活動方針のひとつとしてCUMNETの拡充を掲げ、現在16研究機関・施設が加盟され、その他数機関も検討中です。今後基礎から応用までの研究支援ネットワークとして、本事業が、我が国における微細形態科学研究装置共同利用のモデルとして機能することを念頭に置いております。多くの研究者の皆様にご活用いただくことを期待しております。

1. 綜合画像研究支援(IIRS)の役割
微細形態科学研究装置(電子顕微鏡・光学顕微鏡・周辺機器)を用いる研究分野で、装置の活用や標本作成に困難を感じている研究者が、以下の協力施設において必要な機器や技術の提供を受けたり、共同研究を遂行することができるように、コーディネート致します。
2. 共同利用できる機関と装置、技術
埼玉医科大学中央研究施設形態部門
千葉大学大学院医学研究院 発生・再生医学研究部門形態形成学
東京大学大学院新領域創成科学研究科
東京大学大学院工学系研究科総合研究機構
日本女子大学電子顕微鏡施設
東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター基盤研究施設(分子細胞生物学)
株式会社システムインフロンティア
名古屋大学理学研究科構造生物学研究センター成田・臼倉電顕グループ
大阪市立大学理学部生物学科 細胞機能学研究室
兵庫県立大学大学院生命理学研究科細胞構造学分野
兵庫県立大学理学部書写生物イメージング室
九州工業大学情報工学研究院バイオイメージング施設)
宮崎大学フロンティア科学実験総合センター電子顕微鏡ラボ
福井大学医学部 脳形態機能学領域 (松岡キャンパス)
久留米大学 中央研究施設 電子顕微鏡室
九州大学 生体防御医学研究所(病院キャンパス)

※機関名をクリックすると、各機関の提供できる専門領域・技術と提供できる機器の詳細がご覧いただけます。

3.利用方法
(1)ご利用できる方と登録方法
利用したい研究者が、その所属部門の責任者を経由して申し込むこととする。
共同利用登録用紙に必要事項を記入の上、当法人へ申し込むこと。
(2)利用料と支払い方法
本ネットワークの使用により発生する費用は、当該機関への旅費、滞在費、機器使用による消耗品などで、基幹施設より請求された分を、利用者が支払うこととする。装置の使用料、指導料は原則として無料ですが、場合によってはお支払が発生することもあります(当法人のコーディネート料はございません)。
4.利用の様態

本ネットワークを活用して研究支援を受ける上での流れは以下の6項目のようになります。

  • (1)綜合画像研究支援(IIRS)に共同利用登録申込書を郵送にて提出する。
    (※下記よりダウンロード
  • (2)試料作製技術あるいは装置使用法の指導を受ける。
  • (3)試料の作製を行う。
  • (4)可視化装置を使用して結果を得る。
  • (5)画像の読み方、研究結果の評価を行う。
  • (6)研究をジャーナル等に発表する際は、CUMNETを利用した旨を記載する。

利用者が基幹施設に出向して (2)〜(5)の事項を行うことが可能です。またその一部を自分の施設で行い、自分の施設ではできない部分だけを基幹施設で行うことも可能です。本ネットワークを利用したい方は、先ず綜合画像研究支援(IIRS)にご相談下さい。

お問合せ

認定NPO法人綜合画像研究支援(IIRS)
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-7-5
ヴィラロイヤル平河103
Tel : 03-3515-6477
Fax : 03-6380-8411
URL:http://jiirs.org/
E-mail:cumnet@jiirs.org